[Dart / Flutter]forループの使い方

forループは、特定の回数だけ繰り返し操作を行う際に使用する制御構文です。

構文

for (初期化; 条件式; 更新式) {
    // 実行する処理
}
  • 初期化: ループが始まる前に一度だけ実行される式です。
  • 条件式: この条件が真である限り、ループ内のコードが繰り返し実行されます。
  • 更新式: 各繰り返しの後に実行される式で、多くの場合、変数の値を更新するために使用されます。

Dartのforループは、多くのプログラム言語と同じく、繰り返し処理を実行するための構文です。初期化式で変数を初期化し、条件式でその変数の値に基づいてループを続行するかどうかを判断し、更新式で変数の値を更新します。条件式がtrueである限り、ループ内の処理が繰り返し実行されます。

利用場面

  • 特定の回数だけ処理を繰り返す場面。
  • 配列やリストの要素を順番に処理する場面。
  • ある条件が成り立つまで処理を繰り返す場面。

使用例

0から4までの数字を順番に表示

for (var i = 0; i < 5; i++) {
    print(i);
}

結果
0
1
2
3
4

リストの要素を処理

var fruits = ['apple', 'banana', 'cherry'];
for (var i = 0; i < fruits.length; i++) {
    print(fruits[i]);
}

結果
apple
banana
cherry

フルーツのリストの各要素を順に表示

for-inループを使用

var fruits = ['apple', 'banana', 'cherry'];
for (var fruit in fruits) {
    print(fruit);
}

結果
apple
banana
cherry

for-inループは、リストやコレクションの要素を簡単に処理するための方法です。


メリット
  • 明確な回数の繰り返しを容易に実行できます。
  • 配列やリストのようなデータ構造を効率的に処理する際に有効です。
デメリット
  • ループの条件を正しく設定しないと、意図しない無限ループを引き起こす可能性があります。
  • 複雑なループの条件や多重ループを使いすぎると、コードの読みやすさが低下します。