[Dart / Flutter]算術演算子(加算、減算、乗算、除算、剰余、整除)

算術演算子とは?

算術演算子は、数学的な計算をプログラムで実行するための基本です。足し算、引き算、掛け算、割り算など、日常的な計算をプログラム内で表現する際に利用します。

算術演算子

算術演算子は以下の通りです。

加算+2つの数値の合計値
減算左の数値から右の数値を引いた値
乗算*2つの数値の積
除算/左の数値を右の数値で割った値
剰余%数値を他の数値で割った時の余り
整除~/数値を他の数値で割った時の商

利用場面

算術演算子は以下のような場合に利用されます。

  • 金額の計算
  • 科学的な計算
  • 統計データの処理
  • ゲームのスコア計算

使用例

var a = 5;
var b = 2;

print(a + b); // 結果: 7
print(a - b); // 結果: 3
print(a * b); // 結果: 10
print(a / b); // 結果: 2.5
print(a % b); // 結果: 1
print(a ~/ b); // 結果: 2

指数を利用したいとき?

Dartでは、べき乗の演算子はありません。必要な場合は、dart:mathライブラリをインポートして、pow関数を利用します。

import 'dart:math';
void main() {
  int a = 2;
  int b = 3;
  print(pow(a, b));  // 結果: 8
}

メリット
  • 記述がシンプルで読みやすい。
  • 基本的な算術計算を素早く実行可能。
デメリット
  • 割り算の際にゼロ除算エラーに注意が必要。