split
メソッドを使うと、文字列を特定の文字やパターンで分割して、部分文字列のリストを取得することができます。複数の情報が一つの文字列にまとめられている場面で、それを個別の要素として扱いたい時に役立ちます。
split
メソッドは、文字列を指定されたパターンに従って分割し、それらの部分文字列から成るリストを返します。このメソッドは特定のデリミタ、例えばコンマやスペースなどの文字や文字列で、文字列を区切るのに非常に役立ちます。
利用場面
- CSVデータやスペース区切りのテキストデータを行や要素に分割する時。
- URLやファイルパスなどの文字列から、特定の部分を取り出す場合。
- ユーザーからの入力データを解析して、情報を分離する必要がある場面。
String data = "apple,banana,grape";
List<String> fruits = data.split(",");
print(fruits);
(結果)
[apple, banana, grape]
String sentence = "Dart is wonderful";
List<String> words = sentence.split(" ");
print(words);
(結果)
[Dart, is, wonderful]
String url = "http://example.com/path/to/resource";
List<String> parts = url.split("/");
print(parts.last);
(結果)
resource
split
メソッドは、文字列を部分文字列のリストに変換する際、よく使うツールです。