[Dart / Flutter]varの特性

varはDartで変数を作るためのツールです。変数の型を自分で決めなくても、Dartが適切な型を選んでくれます。

文法・構文形式

var 変数名 = 値;

変数を作る時に、具体的な型(例: 文字型や数値型)を指定しない場合、varを使います。varを使うと、初めに代入する値に応じて、Dartは適切な型を自動的に選びます。この自動的に型を選ぶ機能は、型推論と呼ばれます。つまり、プログラマーは変数の型を考えずにコードを書くことができます。

利用場面

  • 適当に変数を作りたいとき。
  • どんな値が入るかまだ明確でないとき。

使用例
var name = "たろう";     // 文字型として保存
var age = 20;           // 数値型として保存
var height= 170.5;      // 小数点の数値型として保存
メリット

変数を作るのが簡単、初心者にも分かりやすい。

デメリット

varに慣れてしまうと何も考えず、とりあえずvarを付けてしまう。

varは変数を作る時の簡単な方法ですが、理由がない限りはvarを利用せずStringIntなど型宣言をしたほうが良いでしょう。