Pythonの関数は、定義した数以上の引数を受け取ることが可能です。これを実現するためには、可変長引数という特性を使用します。
可変長引数は、関数が任意の数の引数を受け取ることを可能にします。可変長引数は、引数の前にアスタリスク*
をつけることで定義されます。
def print_args(*args): # 'args' is a variable-length argument.
for arg in args:
print(arg)
上記の関数print_args
は、いくつでも多くの引数を受け取り、それぞれを順番に出力します。
可変長引数を使うことで、関数が任意の数の引数を受け取ることが可能になります。例えば
print_args('apple', 'banana', 'cherry') # Outputs: "apple", "banana", "cherry"
また、可変長引数は通常の引数と一緒に使用することも可能です。
def print_args_with_greeting(greeting, *args):
print(greeting)
for arg in args:
print(arg)
print_args_with_greeting('Hello:', 'apple', 'banana', 'cherry') # Outputs: "Hello:", "apple", "banana", "cherry"
上記の例では、第一引数は通常の引数として受け取られ、残りの引数は可変長引数として受け取られます。
以上が「可変長引数」についての説明です。可変長引数を理解することで、関数が任意の数の引数を受け取ることが可能となり、Pythonプログラミングの柔軟性をさらに高めることができます。