［Python］if文の基本的な使用方法

Pythonのif文は、特定の条件が満たされた場合にだけコードブロックを実行するための制御フローツールです。

if文の基本

if文の最も基本的な形式は以下のようになります。

if 条件:
    # 条件が真 (True) の場合に実行されるコード

ここでの”条件”は、真（True）か偽（False）のどちらかに評価される式です。

このif文を使うと、ある条件が満たされたときだけ特定のアクションを実行することができます。例えば、次のコードでは、ユーザーが成年である場合にだけ、彼らに投票を許可します。

age = 20  # Let's say the user is 20 years old

if age >= 18:
    print("You are allowed to vote.")

この場合、age >= 18という条件が真（True）なので、print関数が実行され、”You are allowed to vote.”と表示されます。

if文は、人間が日常的に行う決定に似ています。例えば、「もし外が寒ければ、コートを着る」や「もし空腹なら、何かを食べる」などという決定を行います。同じように、if文はPythonに、「もし特定の条件が真なら、このコードを実行する」と指示します。

elseとelif

更に、if文はelseやelif（else ifの短縮形）と組み合わせることで、より複雑な条件フローを作ることができます。

age = 16  # Let's say the user is 16 years old

if age >= 18:
    print("You are allowed to vote.")
else:
    print("You are not allowed to vote.")

このコードでは、もしage >= 18が真なら”You are allowed to vote.”と表示し、そうでなければ（つまり、age >= 18が偽であれば）”You are not allowed to vote.”と表示します。

elifは、追加の条件をチェックするために使用します。例えば、18歳以上のユーザーに投票を許可し、16歳以上のユーザーには限定的な投票を許可し、それ以外のユーザーには投票を許可しないといった条件フローを作ることができます。

age = 16  # Let's say the user is 16 years old

if age >= 18:
    print("You are allowed to vote.")
elif age >= 16:
    print("You are allowed to vote, with limitations.")
else:
    print("You are not allowed to