[Dart / Flutter]数値、文字列、ブール型

基本データ型

Dart言語において、データを操作するための基本的な型が提供されています。一般的に使用されるデータ型として、数値、文字列、ブール型の3つがあります。

基本データ型
整数型int age = 25;整数を表すデータ型。
例えば、年齢や数量などを表すのに適しています。
浮動小数点型double pi = 3.14;小数点を含む数値を表すデータ型。
例えば、金額や長さなどを表すのに適しています。
文字列型String name = “Dart”;テキストや文字列を表すデータ型。
ブール型bool isValid = true;真偽値(真か偽か)を表すデータ型。
主に条件判定に使用します。

数値型の操作とメソッド

数値型では、基本的な算術操作や、数値に関連する便利なメソッドが提供されています。

使用例

int x = 10;
int y = 20;

int sum = x + y;  // 30
int difference = x - y;  // -10
int product = x * y;  // 200
double quotient = x / y;  // 0.5

数値型には、四則演算だけでなく、絶対値を取得するabsや、数値を文字列として取得するtoStringなどのメソッドが用意されています。

利用場面

  • 金額の計算
  • 単位の変換
  • 数学的な計算やアルゴリズム

ブール型の特性と使い方

ブール型は、真偽値を扱うための型で、主に条件分岐などのロジック制御に使用されます。

bool isTrue = true;
bool isFalse = false;

bool型は、trueまたはfalseのみの値を持つデータ型です。主に条件判定の際に使用され、その結果に応じて異なるアクションを実行するというプログラムの流れを制御するためのキーとなります。

利用場面

  • ユーザーのログイン状態の確認
  • トグルスイッチやチェックボックスの状態管理
  • エラーハンドリング時の状態確認