[Dart / Flutter]数値を切り上げる ceil()

プログラミングでは数値の丸め処理がよく必要とされます。Dart言語では、数値を次の大きな整数値に切り上げるために ceil() メソッドが用意されています。

構文 剰余(余り)を計算する

int result = doubleValue.ceil();

  • 変数(double型)doubleValue 切り上げたい浮動小数点数。
  • 引数:なし
  • 戻り値(int型)result 浮動小数点数から切り上げられた整数。

ceil() メソッドは、指定された浮動小数点数を次の大きな整数値に切り上げます。例えば、2.3は3に、-2.3は-2に切り上げられます。

利用場面

  • 小数点以下の数値が許容されない場合の計算。
  • 何らかの資源を確保する際の最低必要量の計算。

基本的な切り上げ

double price = 99.5;
int roundedPrice = price.ceil();
print(roundedPrice); // 100

メリット
  • 簡単に数値を切り上げることができ、計算が高速。
デメリット
  • 元の数値からのずれが大きくなる可能性がある。

Dartの ceil() メソッドは、数値を正確に切り上げる操作を提供します。特定の状況、特に小数点以下が許容されない計算においてとても便利です。ただし、この方法での切り上げは元の数値からのずれが大きくなる可能性があるため、使用する際には注意が必要です。