プログラミングでは数値の丸め処理がよく必要とされます。Dart言語では、数値を次の大きな整数値に切り上げるために ceil()
メソッドが用意されています。
ceil()
メソッドは、指定された浮動小数点数を次の大きな整数値に切り上げます。例えば、2.3は3に、-2.3は-2に切り上げられます。
利用場面
- 小数点以下の数値が許容されない場合の計算。
- 何らかの資源を確保する際の最低必要量の計算。
double price = 99.5;
int roundedPrice = price.ceil();
print(roundedPrice); // 100
Dartの ceil()
メソッドは、数値を正確に切り上げる操作を提供します。特定の状況、特に小数点以下が許容されない計算においてとても便利です。ただし、この方法での切り上げは元の数値からのずれが大きくなる可能性があるため、使用する際には注意が必要です。