[Python]リスト、文字列、辞書、セット、範囲(range)等を使ったforループ

Pythonのforループは、様々な種類のコレクションに対して使うことができます。以下に、リスト、文字列、辞書、セット、範囲(range)を使ったforループの例を示します。

リスト

fruits = ["apple", "banana", "cherry"]

for fruit in fruits:
    print(fruit)

この例では、リストの各アイテム(フルーツ名)を順に取り出し、それを表示します。

文字列

word = "Hello"

for letter in word:
    print(letter)

この例では、文字列の各文字を順に取り出し、それを表示します。

辞書

student = {"name": "Alice", "age": 20, "major": "Computer Science"}

for key in student:
    print(key, ":", student[key])

この例では、辞書の各キーを順に取り出し、それと対応する値を表示します。

セット

numbers = {1, 2, 2, 3, 3, 3}

for number in numbers:
    print(number)

この例では、セットの各アイテムを順に取り出し、それを表示します。ただし、セットは順序を保持しないので、取り出される順序は予測できません。

範囲(range)

for i in range(5):
    print(i)

この例では、範囲関数range()を使って0から4までの整数を生成し、それを順に取り出して表示します。

これらの例から分かるように、Pythonのforループは様々な種類のコレクションに対して使うことができます。これにより、データの形式に関わらず、同じようなコードでデータを処理することができます。