[Python]比較演算子(等しい、等しくない、より大きい、より小さい、以上、以下)

比較演算子とは?

比較演算子は、2つの値を比較し、その結果を真偽値(TrueまたはFalse)で返すための特別な記号です。これにより、値が等しいか、大きいか、小さいかなどを判断することができます。

比較演算子

算術演算子は以下の通りです。

等しい==2つの値が等しい場合に真を返します。
等しくない!=2つの値が等しくない場合に真を返します。
より大きい>左の値が右の値より大きい場合に真を返します。(同一は含まれない)
より小さい<左の値が右の値より小さい場合に真を返します。(同一は含まれない)
以上>=左の値が右の値以上の場合に真を返します。(同一は含まれる)
以下<=左の値が右の値以下の場合に真を返します。(同一は含まれる)

比較演算子は、値同士を比較し、その結果を真偽値で表現します。

利用場面

比較演算子は以下のような場合に利用されます。

  • 入力値のバリデーション
  • ソート処理
  • 条件分岐
  • レコードのフィルタリング

使用例

変数 a , b が整数型の場合

a = 10
b = 20

print(a == b)  # 等しいか
print(a != b)  # 等しくないか
print(a > b)   # より大きいか
print(a < b)   # より小さいか
print(a >= b)  # 以上か
print(a <= b)  # 以下か

結果
False
True
False
True
False
True

変数 a が整数、 b が文字列の場合、「整数型」「文字列型」のデータ型が比較されます。

a = 10
b = '20'

print(a == b)  # 型が等しいか
print(a != b)  # 型が等しくないか

結果
False
True

メリット
  • 条件の表現が簡単で直感的。
  • さまざまな場面で使用できる汎用性。
デメリット
  • 型の違う値を比較する際には注意が必要。