Google Play 税務フォームで「正式な氏名がアカウント名と一致していない」と表示され登録できない場合

Playストアでアプリを配信する場合、Appleと同様にGoogleにおいても、企業はW-8BEN-Eの提出が必要になりました。2023年12月31日までに承認を受けないと、アプリ販売の売上に対して米国に対して最大30%の税金を支払うことになります。放置すると米国と日本、2重課税となるためW-8BEN-Eを提出して米国の課税免除を受ける必要があります。

今まで、なぜ提出の必要が無かったのか疑問に思う部分もありますが、つまづきポイントがあったため紹介いたします。

税務フォームの提出でつまづく

Google Play Consoleの税務フォームからW-8BEN-Eを提出すると、「正式な氏名がアカウント名と一致していない」というメッセージが表示される場合があります。氏名が一致していないというメッセージのため、どこの氏名と一致していないのか、いろいろ考えを巡らせますが、企業が申請する場合、確認すべき部分は、氏名ではありません。

W-8BEN-Eに記載する組織名と「お支払いプロファイル」の組織名を一致させる

「お支払いプロファイル」を表示して、「組織名」を確認してください。組織名が日本語表記(例 サンプル株式会社)の場合、W-8BEN-Eに記載する英字表記の組織名(SAMPLE INC)と一致させる必要があります。

ここに至るまで、苗字と名前を入れ替えたり、氏名といっても「お支払いプロファイルの氏名」「Googleアカウントの氏名」「税務フォームの署名欄の氏名」「EIN取得時に記載した氏名」どの氏名を差して一致させるのかが分かりませんでした。また、企業ではなく、個人登録の場合は、「お支払いプロファイル」の氏名を参照していると思われます。

承認されると、承認済みのステータスに切り替わります。これで2重課税されずに済みます。