絶対値とは、数字の正負に関わらず、その値の大きさのことを指します。-5と5の絶対値は共に5です。abs()メソッドは、数値の絶対値を返します。負の値を正の値に変換するときに使用します。
abs()メソッドは、数値の正負にかかわらず、その数値の大きさを求める役割を果たします。-7や5のような数値があった場合、絶対値は7、5となります。
- 負の値が許されない計算や検証での使用。
- データの正規化や整形に。
(-7).abs(); // 結果は7
abs()メソッドの戻り値の型は、メソッドを呼び出す数値型と同じです。
- もし
int
型の数値でabs()を呼び出すなら、戻り値もint
型になります。 - もし
double
型の数値でabs()を呼び出すなら、戻り値もdouble
型になります。
int negativeInt = -5;
int absoluteInt = negativeInt.abs(); // 戻り値はint型
double negativeDouble = -5.0;
double absoluteDouble = negativeDouble.abs(); // 戻り値はdouble型