[Dart / Flutter]数値と数値と比較する compareTo()

compareTo()メソッドは、数値を別の数値と比較して、結果を整数で返します。このメソッドは、2つの数値が等しいか、どちらが大きいかを判断したいときに利用します。

構文 数値と数値を比較する

int result = value.compareTo(other);

  • 変数:value(num型): 比較される数値。
  • 引数:other(num型): 比較する対象の数値。
  • 戻り値:result(int型): 比較結果。-1、0、または1のいずれかの値。

compareTo()メソッドの結果は以下のようになります。

  • valueotherより小さい場合: -1
  • valueotherと等しい場合: 0
  • valueotherより大きい場合: 1

利用場面

  • ソートアルゴリズムの中で、要素の順序を決定したいとき。
  • 2つの数値を比較して、特定のロジックを適用したいとき。
int value1 = 5;
int value2 = 10;

int comparisonResult = value1.compareTo(value2); // 結果は-1

value1 = 10;
comparisonResult = value1.compareTo(value2); // 結果は0

value1 = 15;
comparisonResult = value1.compareTo(value2); // 結果は1

メリット
  • 数値の比較を非常に簡単かつ明確に行うことができる。
  • 一貫した結果が得られる。
デメリット
  • 特定の比較ロジックが必要な場合、このメソッドだけでは不十分な場合がある。

このメソッドを使用することで、独自の比較ロジックを書く必要なく、数値の大小を判断することができます。特に、ソートや順序付けのロジックを書くときに便利です。